お気に入りの小説を持ち寄り、皆さんで紹介し合います。一人一作品、持ち時間5分で読みどころやおすすめポイントを説明します。プレゼンされる方のほかに、皆さんの紹介を聞いて、ジャッジ役専門でという方もぜひご参加ください。
プレゼンが終了した時点で、参加者全員で投票します。プレゼンした方は自分が紹介した作品以外で一番興味を持った作品に投票してください。観客として参加された方は自由に投票してください。
投票でその日の「イチオシ小説」を決定します。「イチオシ小説」に選ばれた方は、徳島文学協会HPに本の紹介文(原稿用紙2枚程度)を作成していただきます。協会より原稿執筆料として図書カードを進呈します。
「深い河」遠藤周作著 (講談社文庫)
紹介者宮田 憲治さん
1974年に得度した瀬戸内寂聴先生は、当初キリスト教に入信するつもりだったそうだが、遠藤周作氏が紹介した神父さんが寂聴先生に人生相談をしたものだから、幻滅して僧侶の道を選んだというのだ。つくづく信仰とは難解なものだと思う。(紹介文より)
「ウインドアイ」
ブライアン・エヴンソン 柴田元幸訳 (新潮クレスト・ブックス)
紹介者久保 訓子さん
きれいな表紙に、多少ぶ厚い紙触りは指に心地良く温かい。そして心は海外の小説を読むのだぞという勢いに満たされる。(紹介文より)
「ハーモニー」伊藤 計劃 (ハヤカワ文庫JA)
紹介者冨士野 賢太さん
特定の本を読むきっかけは、人それぞれ、作品それぞれだと思うが、私にとって本書は読み始めたきっかけをはっきりと覚えている作品である。(紹介文より)